12月23日箱根神社でのヴィジョンと竹下氏による解説
- 2010/12/28
- 01:03
12月22日に、神奈川県の箱根に一泊で旅をしてきました。
箱根は横浜の自宅から近いので、日帰りや一泊で時々訪れる場所です。
箱根の観光スポットにはほとんど行っているので、今回の旅の目的は、温泉にゆっくり入ること以外
何もありませんでした。
ホテルの露天風呂は東に面していて、22日の冬至の夜空には、オリオン座と満月が美しく輝いて
いました。翌朝6時に同じ露天風呂に入った時は、昨夜オリオン座があった場所に明星(金星)が
光っていました。まだ明けきれぬ暗い空が、おぼろげに白ばんで行く中、静かに瞑想をし、
箱根を守る神々に感謝の祈りを捧げました。
冬至の翌日ということもあって、23日の朝、箱根の山中に日が昇ったのは、ようやく7時50分に
露天風呂で瞑想をした時から、漠然と箱根神社に行かなければと言う気がし始めていたのですが、
部屋の窓辺で、日の出をみながら瞑想をしているうちにますますその思いが強くなってきました。
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この翌日から、神奈川も寒波に震えることになるのですが、この日は雲ひとつない快晴で、
高地の箱根でさえ日中は暖かさを感じる一日でした。
バスを降りて美しい芦ノ湖の景色を眺めながら少し歩くと箱根神社に到着します。
実際に平和の鳥居のところに行ってみました。
芦ノ湖の水辺に立つ箱根神社の鳥居(平和の鳥居)と芦ノ湖名物の海賊船
(元箱根港より撮影)実際に平和の鳥居のところに行ってみました。
箱根神社(九頭龍神社)HPによると、箱根神社は今年鎮座1252年を迎え、箱根大神をご祭神として祀っているそうです。
「箱根大神とは、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)の御三神の総称です。
瓊瓊杵尊様は霧島神社、木花咲耶姫様は浅間神社、彦火火出見尊様は鹿児島神宮のご祭神ですが、当神社ではこの三神を箱根大神と崇め奉る」
とあります。彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)の御三神の総称です。
瓊瓊杵尊様は霧島神社、木花咲耶姫様は浅間神社、彦火火出見尊様は鹿児島神宮のご祭神ですが、当神社ではこの三神を箱根大神と崇め奉る」
参拝者が多かったので、本殿前では簡単な御挨拶だけで済ませ、本殿の右側の敷地にある、
九頭龍(くずりゅう)神社(新宮)に行きました。ここはクラクラするような強い気が満ちていました。
九頭龍(くずりゅう)神社(新宮)に行きました。ここはクラクラするような強い気が満ちていました。
ここで見えた女神様です。とても美しい女神様でした。蛇の形の金の飾りを額につけていらっしゃいました。
この女性は、聖占上人(しょうぜんしょうにん)です。箱根神社のご由緒に、次のようにあります。(解説:竹下雅敏氏)
『当社は、人皇第五代孝昭天皇の御代(2400有余年前)聖占上人が箱根山の駒ケ岳より、同主峰の神山を神体山としてお祀りされて以来、関東における山岳信仰の一大霊場となりました。
奈良朝の初期、天平宝字元年(1244年前)万巻上人は、箱根大神様の御神託により現在の地に里宮を建て、箱根三所権現と称え奉り、仏教とりわけ修験道と習合しました。』
出典:箱根神社ホームページ
http://hakonejinja.or.jp/02-contents/02-main/07-gosaijin-yuisyo/01-index/01-gosaijin-yuisyo-index.html
http://hakonejinja.or.jp/02-contents/02-main/07-gosaijin-yuisyo/01-index/01-gosaijin-yuisyo-index.html
ホームページに、箱根山(そのうち中央火口丘の神山と箱根駒ヶ岳)の写真がありました。↑
*箱根山は神奈川県と静岡県にまたがる火山の総称です。芦ノ湖は神山が約3000年前に水蒸気爆発と火砕流を起こした際、山の一部が大崩壊を起こす山体崩壊が発生し、その結果誕生した堰止湖である。最大水深約43.5m
ウィキペディア箱根山 と ウィキペディア芦ノ湖より敷地内にある龍神水↑
神社HPによるとこの水は箱根大神の鎮座す箱根山を源とし権現御手洗の池と称奉り九頭神が御守護り給う芦ノ湖を湧き満たす龍神甘露の水である 故に掌に受けて口を漱げば一切の不浄を洗い清めこれを家の神棚に供えて用いれば家内清浄 縁起の養生となる
私もこの場でお水をいただきました。階段を下りる途中に、曽我神社がありましたので参拝しました。
その時に現れた男神様。きりっとした方で、頭には帽子を被っていらっしゃいました。
その時に現れた男神様。きりっとした方で、頭には帽子を被っていらっしゃいました。
この方は、万巻上人(まんがんしょうにん)です。箱根神社ホームページにせれなさんのヴィジョンを彷彿とさせる絵がありましたので、添付します。(解説:竹下雅敏氏)
矢立杉の詳しい説明はhttp://hakonejinja.or.jp/02-contents/02-main/02-keidai-annai/03-contents/03-keidai-meisyo-sisetu/02-yatate-sugi/02-yatate-sugi.html
をお読みください。
をお読みください。
写真に撮るのを忘れてしまいましたが、この日、芦ノ湖からは大きな白い富士山が見えていました。
壮麗なその景色に感激しました。同じ景色の写真が箱根神社ホームページにありましたので、ご覧ください。
http://hakonejinja.or.jp/02-contents/02-main/02-keidai-annai/03-contents/01-hakone-jinja/12-asinoko/01-asinoko.html
壮麗なその景色に感激しました。同じ景色の写真が箱根神社ホームページにありましたので、ご覧ください。
http://hakonejinja.or.jp/02-contents/02-main/02-keidai-annai/03-contents/01-hakone-jinja/12-asinoko/01-asinoko.html
尚、同じ芦ノ湖湖畔に、九頭龍神社の本宮があります。(箱根樹木園内)
http://hakonejinja.or.jp/02-contents/02-main/08-keigai-jinja/03-contents/03-kuzuryuu/02%20%20kuzuryuu.html
今度は、この神社にも訪れてみたいと思っています。
http://hakonejinja.or.jp/02-contents/02-main/08-keigai-jinja/03-contents/03-kuzuryuu/02%20%20kuzuryuu.html
今度は、この神社にも訪れてみたいと思っています。
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この日のヴィジョンに現れた神々と神社との関係とそして簡単な歴史を、箱根神社のホームページから抜粋して簡単にまとめてみました。
①孝昭天皇の御代(2400有余年前)聖占上人が箱根山の駒ケ岳より、同主峰の神山を神体山としてお祀りされて以来、関東における山岳信仰の一大霊場となりました。
↓
②奈良朝の初期、天平宝字元年(1244年前)万巻上人は、箱根大神様の御神託により現在の地に里宮を建て、箱根三所権現と称え奉り、仏教とりわけ修験道と習合しました(→後の箱根神社)
万巻上人は、芦ノ湖の九頭の毒龍を調伏し、湖の主・水の神(龍神)として斎い鎮め奉りました(→九頭龍神社)
↓
③平安初期、箱根路が開通、それ以降、人々は道中安全を祈りました。
↓
④明治の初年には神仏分離により、関東総鎮守箱根大権現は、箱根神社と改称されました。
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②奈良朝の初期、天平宝字元年(1244年前)万巻上人は、箱根大神様の御神託により現在の地に里宮を建て、箱根三所権現と称え奉り、仏教とりわけ修験道と習合しました(→後の箱根神社)
万巻上人は、芦ノ湖の九頭の毒龍を調伏し、湖の主・水の神(龍神)として斎い鎮め奉りました(→九頭龍神社)
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③平安初期、箱根路が開通、それ以降、人々は道中安全を祈りました。
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④明治の初年には神仏分離により、関東総鎮守箱根大権現は、箱根神社と改称されました。
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