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自分のこととして

今日、ご紹介するのは、ニューヨークタイムズ社のPhotos of Japan After Eathquake という、決して日本のメディアが報道しないような写真へアクセスするアドレスです。
 
 
私は、3月11日の地震の後に起こった津波で、流されていく家や車をテレビの報道(生中継)で観ながら、
私たちが「財産」と思って大切にしているものほど、はかないものはないと感じました。
自分の外側の「物」に価値を見出している人にとって、この災害はとても辛いものになるだろうと思いました。
 
自分の子どもたちの大切な命の火がいつ消えるか人にはわかりません。
朝、学校に行ってもう二度と帰ってこないかもしれないのです。
愛する夫や妻や親や恋人が急に目の前から消えてしまうかもしれない。
自分(だけ)はまだまだ死なないだろうと思っていたのに、突然死と向き合うことになるかも知れない。
災害の恐ろしさとはそういう「予想外」の出来事が、何の前触れもなく襲ってくることです。
 
今、そういうことが自分に突然起こったとしたら、耐えられるでしょうか?
家族や友人や恋人たちとの関係、自分自身の生き方に後悔はしないでしょうか?
災難がふりかかってきた時に、何かに対して、或いは誰かに対して恨んだり罵ったり怒り狂ったり自暴自棄になったりしないでいられるでしょうか?
 
 
今、何をするべきか?何が一番大切か?家族に何を伝えるべきか?自分がどう生きるべきか?家も車も仕事も家族も失った時、自分に何が残るのか。自分が死を迎える時、家族の心に何を残せるのか。
自分の中に価値を見いだせるような生き方を今すぐに始めるしか答えはないように思います。
そういうことを考えながら、これらの写真を見ていただけたらと思います。
下のアドレスをクリックしてください。
 
写真は254枚掲載されています。番号が古いほど、過去にさかのぼります。右上の←→で写真がめくれます。
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