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もんじゅ、事故が起きれば福島の比ではない

小出裕章(京大助教)非公式まとめより転載させていただきました。

6月23日 もんじゅは事故が起きれば福島の比ではない 小出裕章(MBS)

録音
 
 
リスナーとのQ&Aの要約
(*もんじゅに関する部分だけ抜粋しています)
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Q: (もんじゅの落下装置23日にも引き抜きという報道があった。引き抜き作業はうまくいくのか。もし作業が失敗した場合爆発する危険はあるのか)
 
A: 私も心配です。もんじゅという原子炉は大変特殊な原子炉で、福島の原子力発電所を含めて、ほとんどすべての原子炉は炉心という部分を水で冷やすことができるのですが、もんじゅという高速増殖炉という名前の原子炉ですけれども、それは原子炉を冷やすために水が使えないという宿命を持っていまして、水を冷やすためにナトリウムという物質を使っています。この物質は大変化学的な活性が高くて、空気に触れると火事になりますし、水に触れると爆発するというそういう物質なのです。それで原子炉を冷やして、冷やそうとしたわけですけれども、その、ま、冷やすためのナトリウムを有る場所に燃料を交換するための中継装置というのが、もともと使うのですが、それを落としてしまったのですね。それを引き出そうというのですけれども、空中に引き出せばナトリウムが火事を起こしますので、引き出す場所全体を覆うような特別な部屋を作らなくてはいけないし、中継装置全体を引き出そうと思うと重量が多分10トン近くになると思いますので、かなりの力のあるクレーンでないとそれを引き出す事もできないと、いうことで、ほんとにそういう作業を全く空気に触れないまま出来るのだろうかということは、とっても難しいし、もちろん配慮をしながらやるのでしょうけれども、万一空気に触れてしまえば、それで火事になると。火事になったときに、福島の場合には燃料が溶けそうだということで水をジャージャーとかけることができたわけですけれども。もんじゅの場合には水を掛けることすら出来ない、のですね。ほとんど手をこまねいてみるしか無いということになりまので、第一部(※)の火災に発展するという可能性はあると思います。なんとかそんなことにならないように願っています。
 
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Q: (福島よりさらに難しいような状況になる可能性も?)
A: そうです。もし事故が起きれば福島の比ではありません。(かつて95年ナトリウム漏れ事故があり潜在的な危険性は他の原子炉とは比較にならないと?)はい。とてつもなく扱いにくい原子炉です。
(※は聞き取りづらかった箇所。)
 
 
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