セシウム飛散250キロ以遠にも、群馬の汚染地図公表
- 2011/09/28
- 15:59
ようやく群馬のデータが出てきました。
山形、長野、埼玉などの周辺県はこれから調査する予定だとか。
セシウム飛散、250キロ以遠にも 群馬の汚染地図公表
文部科学省は27日、航空機を使って測定した放射性セシウムの蓄積量について、
群馬県の汚染マップを公表した。東京電力福島第一原発事故によって飛散した汚染
の帯が、250キロを超えて広がっていることが分かった。
8月23日~9月8日、県の防災ヘリコプターで測定した。汚染度の高い地域の帯は、原発から北西60キロ付近まで延びた後、南西に方向を変えて栃木県を越え、群馬県まで続いていた。文科省によると、放射性物質を含
んだ雲が山地に沿って風に運ばれ、樹木や雨によって地上に沈着したと推測できるという。
放射性物質の量が半分になる半減期が30年のセシウム137で最も蓄積が多かっ
たのは県北部。原発から約180キロ離れたみどり市や桐生市などの山間部の一部
で、1平方メートルあたり10万~30万ベクレルにのぼった。250キロ離れた長野県
境の一部でも3万ベクレルを超えた。チェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以
上が「汚染地域」とされた。
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