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IAEA,英国防省の核兵器増強計画を黙認


ラジオイランより転載
2011年 11月 29日(火曜日) 17:47   


IAEA,英国防省の核兵器増強計画を黙認
















ギリス国防省が、核兵器の廃絶に消極的なIAEA・国際原子力機関の態度を利用
し、国内での核施設の新設を目的に、20億ポンドの予算を打ち出しました。
NPT・核兵器不拡散条約は、この組織の加盟国に対し、核能力の縮小義務付けて
いますが、イギリス政府は、同国国防省に対し、核兵器の備蓄の拡大にゴーサイン
を提示しています。
イギリスの新聞ガーディアンは27日日曜、イギリス国防省が2015年までに、核兵
器製造施設の開発のための包括的な計画を有している、と報じています。
イギリス国防省がこのような決定をした一方で、IAEAは、イランの核活動に関する、
政治的な思惑を絡めた、バランスに欠ける報告書において、プロパガンダ作戦を開
始し、イランの平和的な核活動に対する、正当な根拠のない疑惑を提示しています。

これに加え、IAEAが核兵器廃絶の問題を無視している一方で、イギリスの核活動
が発覚したことは、イギリスが自国の核兵器保有量を削減せず、増やそうと考えて
いることを示しています。
こうした中で、核兵器製造を目的とする原子力発電所の新設に関する、イギリス国
防省の秘密裏の計画は、新型核ミサイル・トライデントに代わるものについて決定を
迫られている、イギリス下院議員らの怒りを引き起こしました。
イギリス緑の党に所属するキャロライン・ルーカス代表は、これについて、「新型核ミ
サイル・トライデントの代替兵器について決定がなされるまえに、イギリス国防省がこ
のような予算を認めたという事実は、民主主義に対する完全な挑発行為である」と語
っています。
(転載終わり)

(Serena)
この記事を読むと、IAEAがどのような組織であるかよくわかります。
また、NPT・核兵器不拡散条約というのは、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国5カ国以外の核兵器の
保有を禁止する条約です。あまりに身勝手で不平等な大国の論理です。

イギリスは、核兵器に回すお金を、もっと別の、人道的なことに使ってほしいと思います。
他にやるべきことがあるはずです。

ラジオイランより転載

2011年 10月 13日(木曜日) 16:40   


イギリスの失業率、過去17年間でワースト記録














イギリス政府当局が、同国の失業率が過去17年間で最悪となったことを明らかにし
ました。

現在、イギリスには、250万人以上の失業者がいると推定されています。
同国の若者たちは、毎朝、働き口が見つかることを祈りながら目覚める、ということ
です。
求職中のあるイギリス人男性は、毎日慈善団体に問い合わせをし、インターネット
で職を探しています。
この男性は、2年間失業状態のままで過ごしており、現在ある職業の大部分は、賃
金が非常に低く、イギリスでは多数の人々が職を求めています。
イギリス政府は、「まだ諦めるのは早い。イギリス国民は、仕事がないと嘆くよりも、
就職活動をもっと活発に行うべきである」としました。
さらにイギリスでは、貧困が増加しているため、一般家庭の人々が慈善団体から週
ごとに食事の提供を受けるといった事態が生じています。
イギリスでは、3万5000世帯以上が、週ごとに慈善団体から食事の提供を受けて
います。
また、イギリス国民は15日土曜に、同国の金融システムにおける不公平に対する
抗議デモを行なう予定です。
プレスTVが10日月曜、報じたところによりますと、数千人のイギリス国民が、SNS
で同国の金融機関に対する抗議デモへの参加の意志を表明しているということです。
この抗議デモは、アメリカでの「ウォール街を占拠せよ」運動に倣い、15日にイギリ
ス・ロンドン証券取引所の前で行なわれることになっており、ロンドンに次いで、ノッテ
ィンガム、エジンバラ、リバプール、ブリストルでも開催が予定されています。

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