fc2ブログ

記事一覧

感じる力

残念なことに、殆どの人は、この世界に存在するものしか見ることができないと思っています。肉眼でしか物を見ようとしないからです。
肉眼で見えるものは数多あり、美しい物もいっぱいあります。
だけど、それはやっぱり限定されているのです。
肉眼で見えないものは、心で感じ取るのです。
まず何よりも感じようとすることが大切です。
最初から否定的だと、何も感じ取れません。
もし何かを感じたら、それを大切にしてください。
気のせい、思い違い、妄想、という言葉で片付けないでください。
あらゆる物に心を開いて、存在の可能性を認め、色々なことを感じようとすれば、
すぐ近くに驚くほど豊かな世界が無限に広がっていることに気がつくでしょう。
 
たとえば、私は毎朝の散歩で、近所の庭や空き地や林の木々に住む妖精たちと会話します。最初は、彼らの存在に気がつきませんでした。急な坂道を犬にひっぱられて登って息が切れ、それどころではなかったのです。
 
この町に引っ越してきて1年経ったある春の日、私は近くの公園で背の高い木を見つけました。公園の入り口にあるその木は高すぎて、それまで私の視界に入らなかったのです。
足元からその木を見上げると、若葉がつき始めたばかりのむき出しの枝が独特の形をしていることに興味を持ち、幹に打ちつけられているプレートで、それがメタセコイアという名前だと知りました。
 
そのほんの数日後、家のリビングでぼうっとしていると、突然、妖精の女の子が現れました。リビングに現れたわけではありません。私の頭の中に現れたのです。
その子は、嬉しそうににっこり笑い、私は「あなたは誰?」と聞きました。
「はる」そう答えてくるりとむこうを向いたその女の子に「あなたはどこの子?」と訊ねました。はるちゃんは何かを伝えようとしましたが、それよりも早く、私の頭は猛スピードで、思い当たる近くの木を次々に考えていました。それに圧倒されたのか、はるちゃんは消えてしまいました。

はるちゃんが、メタセコイアに住む妖精だと気がついたのは、それから数日後でした。あれ以来訪れていなかった公園のメタセコイアの木を、ある日、突然思い出したのです。
 
その日を境に、私は毎朝の犬の散歩の途中で、顔をあげて目に入る木に意識を向けるようになりました。これまでの散歩で、この世界の物以外は、何も見えず、何も聞こえなかったのは私が心の扉を閉ざしていたからです。
その扉を開くと、妖精たちの活き活きとした姿が見えてきました。
 
ある日、遠くから「せれなさーん!」と呼び掛けてくる声の方を見ると、広い駐車場の向うに大きな木があり、その木の枝に立って、元気に手を振る妖精の女の子がいました。(私が女の子という表現を使うのは、外見が私よりも若い女性全てが対象です。)「まいら」ちゃんと言う妖精です。
 
そして、その翌日には、駐車場の隣家の庭に住む「じょう」さんという初老のおじさん妖精と友達になりました。そして、それからも、そら君、ふうた君、るびいちゃん、あお君と、毎朝、大体同じ道を通るのですが、一人ずつ妖精を見つけるようになり、私の妖精友達も少しずつ増えてきました。
 
今朝は、おばあさん(失礼)おばちゃま妖精を見つけました。ずっと視線を感じていた大きな木があるのですが、遠すぎて意識をちゃんと向けていなかったのです。
 
妖精たちは、あの木の上で一体どんな風に暮らしているのかと聞かれたことがありますが、妖精には妖精の世界があり、そこでの暮らしは私たちとあまり変わらないのではないかと思います。家もあるし、家族もいると思います。現に、私は兄妹の妖精にあったことがありますし、深夜に散歩した時は、ある妖精がベッドで寝ている姿を見ました。
 
それから、私が見る限りでは、妖精には羽根は見えません。姿形は人間にそっくりですが、少しだけ違っています。とても大きな目で少し釣り目、そして耳は尖っが形をしています。手足が細くて敏捷です。もちろん服を着ていて、着替えもします。色々な年齢の妖精がいるので齢もとるようです。どのようにして産まれ、どのような家族形態なのか、どうして多くの妖精が木に住んでいるのか、それはまだ私にはわかりません。
そのうち、わかれば楽しいだろうなと思います。
 
妖精たちだけでなく、植物・・ベランダのプランターに植えた花とでも会話ができます。少なくとも何を感じているのかは伝わってきます。こちらが心を開けば、あらゆるものは雄弁だと気がつきます。そうすると、この世界は活き活きとした生命力にあふれ、魅力的で、とっても愉快な場所だと気がつくでしょう。
 
心を向ける、感じ取ろうとする、そのことが扉を開くのです。
あなたの声も、あなたの心も、ちゃんと伝わっているのです。
 
だから、あなたがもうこの世界に存在していない家族や友人や恋人に手紙を書いたら、それはちゃんと伝わります。
あなたが書いた手紙をその人は手にとって読んでくれるのです。
手紙を書くことは、あなたの心を慰めるだけでなく、ちゃんと伝わるものなのです。
 
あなたの周りの世界に意識を向け、感じ取る。そうすれば、あなたの世界はもっと広がり豊かになります。そして自分も、にぎやかで楽しいこの世界の一部だと気がつくはずです。感じてみてください。 
 
p.s. これを読んでクレイジーだと思う人にはそう言わせておきましょう。
   私はこの途方もなく豊かな世界の心優しい仲間たちと楽しく生きていられるのですから!
   どう生きるかはあなた次第なのです。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント