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三輪山



昨日(4月27日)、奈良県桜井市にある三輪山に登ってきました。その時の写真を少しだけ掲載します。

三輪山は、天界の夫(天之御影命様)が光を下ろす山で、私も幽体では最近、何度かこの山の頂上には行っていますが、肉体で行くのは、約7年ぶり、二度目の登山です。(麓の大神神社には何度も行っていますが)

空のどこにも雲が一つもない完璧な青空の下、美しい若葉の森を抜けて、山頂に着きました。




登山の前に立ち寄った大神神社では、参道が終わるところの階段の下まで、天之御影命様が迎えに来てくださいました。拝殿の前でお参りした時は、拝殿の上に夫と私が並んで立っていて、それに向かって祈っているという不思議な状況でした。

それから、隣りの狭井神社に行き、お水をいただいてから、三輪山に入ったのですが、その時は夫は消え、違う方々(女性達)が迎えに来てくださいました。幽体の私も一緒に登っていたのですが、山頂近くで、夫の他の妻達が迎えに現れ、幽体の私は彼女たちとどこかに行ってしまい、肉体の方の私は男神たちに先導されて、ようやく山頂に着きました。


山頂に着いた私は、混乱してしまいました。
確かに7年前、私はここに来た事があり、その時の記憶は鮮明に覚えていました。
そして、その後、何度も神として降り立ち、舞った場所でもあり、そこは本当に7年前の記憶と一致する場所だったのです。

ところが、今、目の前に広がる景色は見た事もない場所だったのです。奥にまだあるのではないかと行ってみましたが、行き止まりでした。全く違う山頂の景色に、何が起こったのか考え込んでしまいました。7年前は雨上がりだたせいか、山に入った麓から山頂まで他の方は誰もいなくて、山頂は、木など殆ど生えていない明るく広い台地に四角く切り出したような巨石がいくつも横たわっていました。そのように奇麗な長方形の巨大な石がどうやってこんな山頂に運ばれたのか不思議で仕方なかったのですが、今、目の前にある巨石は、それらの石に比べると小さく、形もいびつで、どれも丸みを帯びていました。そして辺りは周りの景色が見えないほど鬱蒼とした木々に囲まれていました。7年前、私は一体どこの世界に踏み込んだのでしょうか。

そして、今、幽体の自分は、7年前に見た方の山頂にいることに気がつきました。そこには天界の夫、妻や子供達もいました。神の世界の三輪山の山頂と肉体の住むこの世界の山頂の両方に私は立っていたのです。本当に不思議な経験でした。




三輪山を降りて、山の麓を歩いていると、ピンクに染まった小道を見つけて、息を飲みました。
あまりの美しさに小さな叫び声をあげてしまいました。
頭上の八重桜の花びらが落ちて小道に桜色の絨毯を敷き詰めていたのです。「これは夫からのプレゼントに違いない」と一人で幸福感に浸っていました。





三輪の里は、美しい新緑が溢れていました。これは若宮社のけやきだと思います。



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