教師の卵 世界一周で教育実習
- 2012/08/20
- 00:24
twitter情報で、面白い男の子を見つけた。
栗原功一君。
台湾一周ありがとうの自転車旅 (脚踏車環島一周感謝台灣之旅 )2011年6月
彼は、私が若い時にやりたかったこと、だけどできなかったことを、いとも簡単にやってのけている。
そして、とてもいい笑顔をしている。人を信じている。だから彼が向けるまっすぐな視線と笑顔は世界中の人に通じるだろう。こんな人が増えれば、世界中から戦争はなくなるんじゃないかな。
嬉しいことに彼は、教師を目指しているという。
(すでに幼稚園、小、中、高の教員免許取得済)
彼のブログのプロフィール欄にはこう書いてある。
「僕の20代は世界中を冒険旅行していきます!そして世界一周してから、世界一の教師になります!」
1年間アルバイトをして貯めた250万円(すごい!)で世界中を自転車で旅してきたようです。
きっと彼は良い先生になるだろうと思う。人間同士の正しいつながりを教えられる先生になると思う。
そういえば・・・
私の高校時代の地理の先生も、休暇になると世界中を旅してました。授業時間のうち40分位は旅の話。最後の10分弱で慌てて授業をするのですが、それでも私のクラスメートの殆どは、テストでは満点に近い点数をとっていましたよ。だから私はエクアドルが南米にあることは当然知っていました。ボリビアもね!
以下、彼のブログ
これは確か去年の8月でした。
当時は日本のメディアがあることで騒いでいました。
みなさん、覚えているでしょうか?
韓流ドラマばかり放送していた某テレビ局に対して反韓デモが起きていたのです。
そして、ちょうどその様子を韓国のテレビ局も流していて
「俺、なにかあったらどうしよ?」
と少し不安になったのを覚えています。
もともとこの出来事が起こる前から、韓国でフリーハグをしようと決めていました。
そんな素敵な隣国のことを日本人は意外と知らない。(もちろん、韓国側にも言える)韓国は僕にとって大好きな国ですし、仲の良い友達もたくさんいます。
韓国へ行ったこともないし、韓国人の友達もいない。ましてや、韓国人と話したこともない。
ただマスメディアから流れる偏った情報と、小さい小さい変なプライドだけでその国を判断する。
それではあまりにも浅はかすぎないか?
ネット上では、まるでほとんどの韓国人は日本人のことがキライだと謳われているが
そんなことはない。
僕はマスメディアが報じない韓国の真実の姿を見せたかったし
「日本と韓国はお互いうまくやっていけるんだ。」
「両国の未来に希望はあるんだ。」
ということを証明したかった。
そういう理由で、韓国の友達にも協力してもらってこのビデオは出来上がったのでした。
人間同士の交流を通してこそ、初めてその国の真実の姿が見えてくると思う。
東北大震災から3ヶ月が過ぎた6月のことでした。
今まで自己満で旅してたんだけれど、それじゃ物足りなくなってきたんだな。
このビデオは台湾を自転車で一周したときのものです。
震災に対する台湾からの義援金はなんと100億円を突破!(去年の12月には200億円に達した)
にも関わらず、日本政府からの感謝の新聞広告はなし。
とまぁ、そういう事実はあったんですけれど
ただ、個人的に大好きな台湾に対して「ありがとう!」を伝えたいと思っていたのです。
そして、作ったビデオをYOUTUBEにアップしたところ、台湾のテレビ局が一斉に取り上げ、僕はテレビインタビューを受けるなど特別な経験をさせてもらいました。むしろ虚しさを感じるようになってきていた。
そして、『自分も他人も満足して、初めて自分にとっての「自己満」になる。』
そういう感覚をいつのまにか持ち始めたのでした。
「誰かのため」「何かのため」になる旅をしていこう。
それが自分にとっての「旅」だ。
セカキョーは大人の階段を少し上ったような気がしました。貼付けできませんでした。
You Tubeに飛んでご覧ください。素敵な動画です。
Cycle for Japan ~今を苦しんでいるキミへ~2011年11月~2012年7月
2011年11月、
中国の西安から、シルクロードと呼ばれる地域を一人自転車で駆け抜け、
2012年7月無事イタリアのローマにたどり着きました。
全行程9ヶ月、走行距離1万5千キロ、訪れた国15カ国、パンクの数45回、
全行程9ヶ月、走行距離1万5千キロ、訪れた国15カ国、パンクの数45回、
世界で出会った人々の数&彼らから受けた優しさ...数え切れません。
ゴールまでの間、「被災地のために何かしたい」と思い、この冒険の様子をビデオで撮り、
ゴールまでの間、「被災地のために何かしたい」と思い、この冒険の様子をビデオで撮り、
励ましのメッセージを添え、「Cycle for Japan」はできあがりました。
少しでも、被災地で精一杯頑張っている人や、こどもたちが元気になったり、
少しでも、被災地で精一杯頑張っている人や、こどもたちが元気になったり、
笑顔になっていただければ幸いです。
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