宮城でのご神事② 黄金山神社編
- 2008/11/23
- 00:50
中山氏たちが金華山島の次に向かったのは、遠田郡涌谷町にある黄金山(こがねやま)
神社です。
金華山の神社と同じ名前です。→金華山編
8世紀の頃、涌谷周辺の地域は「小田郡」と呼ばれ、宮城県北東部諸郡の
中心になっていました。
聖武天皇が東大寺大仏を建立しようとした際、当時金は外国からの
輸入に頼っていたのですが、量が不足していたため大仏の完成が危ぶまれ
ていました。
当時の陸奥国守 百済王敬福は、小田郡産出の黄金(砂金)
900両(約13kg)を献上し、そのお陰で大仏は完成の見込みが立ちました。
それまでは地方の神社として存在していた黄金山神社は、
これをきっかけに『延喜式神名帳』に登載され、延喜式内社という
由緒ある社、国家の神社となりました。
(黄金山神社HPの「歴史と由来」を参考)
そして、ここは日本で最初の産金の地だそうです!
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必ず事前にご相談ください。
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