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宮城でのご神事② 黄金山神社編

中山氏たちが金華山島の次に向かったのは、遠田郡涌谷町にある黄金山(こがねやま)

神社です。

金華山の神社と同じ名前です。→金華山編

8世紀の頃、涌谷周辺の地域は「小田郡」と呼ばれ、宮城県北東部諸郡の

中心になっていました。

聖武天皇が東大寺大仏を建立しようとした際、当時金は外国からの

輸入に頼っていたのですが、量が不足していたため大仏の完成が危ぶまれ

ていました。

当時の陸奥国守 百済王敬福は、小田郡産出の黄金(砂金)

900両(約13kg)を献上し、そのお陰で大仏は完成の見込みが立ちました。

それまでは地方の神社として存在していた黄金山神社は、

これをきっかけに『延喜式神名帳』に登載され、延喜式内社という

由緒ある社、国家の神社となりました。





そして、ここは日本で最初の産金の地だそうです!



     産金の地であったことが説明されている看板








     黄金山神社の鳥居   (13時46分撮影)









      拝殿 (13時49分撮影)

 
     






      ご神木(ご神事後)(14時7分撮影)









      ご神事後の拝殿(14時13分撮影)
      例によって2枚目の写真と比べてみてください!
 

撮影は全て相馬久夫氏(2008年11月16日)


*無断で写真のコピー・転用をお断りします。
必ず事前にご相談ください。
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